記事の概要
見る人にやさしいチラシを作成するためのポイント
チラシには定番の掲載項目があります。
会社名(店舗名)、電話番号、メールアドレス、ホームページのURL、地図など。
これら項目を記載する際にひと工夫、ひと手間を加えることで、見やすくわかりやすい内容にすることができます。
Webサイトやスマホアプリは、ユーザビリティがアクセス数に大きく影響します。
チラシも同様に、ユーザビリティを高めることでチラシ効果が期待できます。
この記事では、チラシのどのような部分に工夫すればユーザビリティがアップするかを書いてみたいと思います。
ターゲットが行動を起こすための情報エリアを工夫する
チラシの読者が行動を起こすために必要な項目は、主に店舗情報です。
店舗情報は、通常チラシの下方か(横置き)なら右側に配置しますが、
キャッチコピーやアイキャッチ画像でチラシ内容に関心をもった見込み客が、
次の行動を起こしやすくするために、各情報の表記などに工夫をすることがポイントです。
チラシ読者に行動を喚起する情報の記載がていねいでわかりやすいほど、 チラシ読者は行動に移りやすいからです。
どのようなひと工夫があるとターゲットにやさしいチラシになるかを考えてみたいと思います。
連絡方法は複数の選択肢を記載する
チラシに記載する連絡方法として、電話番号だけでは不十分です。
メールアドレス、Fax番号、WEBサイトのURLの他、QRコードを掲載して、
スマホからメールやWebサイト、SNS等にアクセスしやすくする工夫があると便利です。
チラシを見て行動を起こす前にチラシ読者が知りたいことを記載する
電話番号には受付時間、Fax番号には「24時間受付中」と付記することで、
チラシ読者は安心して行動を起こすことができます。
夜中にFAXを送ると迷惑ではないかと思うチラシ読者がいないとも限りません。
チラシ読者に余計な気を使わせることなく、安心して行動してもらうために受付時間を記載すると親切です。
担当者の写真や似顔絵、名前を入れる
電話やFaxで連絡をしたい時、誰に連絡をすればよいか、
チラシ読者に不安を抱かせないように、「担当◯◯宛」と記載しておけば、安心して連絡ができます。
担当者の写真や似顔絵を見て、顔をイメージしながら話すことができれば、
ターゲットの不安の壁はぐっと低くなります。
Faxは「黒いボールペンで書いて下さい」と添える
ここまで細かいことまで記載しなくてもよいのでは?と思うかもしれませんが、
具体的に指定されるほうが人は動きやすくなります。
薄い鉛筆で書かれたFaxを送信されると、
内容が判読できないことがあり、お互いに二度手間ですよね。
起こりうる不具合を全て想定して事前に対策をとっておきましょう。
地図は必要なポイントをコンパクトにまとめる
地図は、主要な道路や建物、線路をコンパクトにまとめます。
地図内の下方か欄外に「最寄りの駅やバス停から徒歩◯分」と説明書きを入れるとさらにわかりやすいです。地域によっては車での来店者のために、駐車場の位置や駐車可能台数も記載しましょう。デザイナーズチラシ.comは、下図のような簡易地図は無料で作成いたします。
店舗定休日、混雑時間帯、予約状況などの情報がすぐにわかる工夫
店舗定休日はや混雑時間帯はチラシに記載しても変動がありませんが、予約状況はデイリーで変化します。
「予約状況の最新情報はこちら」とQRコードを活用して、随時更新されるオンラインで確認できると便利です。
QRコードを配置する場合は、リンク先のURLやメールアドレスも記載しましょう。
機種によりQRコードが読み込めないことが稀にあるかもしれません。
美容室やエステサロンの場合は、ホットペッパービューティで予約状況がひと目でわかり、
オンラインで予約も完了できるので、チラシ読者には使いやすいサイトです。
営業中の予約電話がなかなかつながらず、見込み客が離れてしまうことのないように、
チラシ読者 がストレスを感じずに予約ができる工夫が大事です。
優先順位を考慮してチラシをデザインする
チラシ読者の行動を喚起するチラシ項目にひと工夫を付加しても、
チラシを見た時に見づらいデザインでは意味がありません。
どの項目も重要ですが、最優先の行動方法が電話番号なら、電話番号を大きく見やすく配置し、
他の項目は電話番号より小さく配置することで、 チラシ読者は電話連絡を優先的に選択しやすくなります。
チラシのデザインでチラシ読者の行動を自然に誘導させるために、
制作前の打合せでデザイナーに チラシ読者行動の優先順位を伝えておきましょう。
まとめ
チラシ読者に喜ばれるプチ工夫は、 チラシ読者側にたてばどれも当たり前のことですが、チラシを制作する時は必ず確認しておきたいポイントだと思います。
デザイナーズチラシ.comでは、ユーザビリティでどの年代でも読みやすいデザインを心がけてチラシをデザインいたします。ベタ打ちの原稿でも、デザイナーがメリハリをつけるだけで驚くほどスタイリッシュに変わります。ユーザーはチラシの意図するアクションを起こしやすくなりますので、自然に反響がアップします。