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チラシデザインは「起承転結」で作成する

チラシデザインは「起承転結」で作成する

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作文や小説の構成順序として「起承転結」という言葉は聞いたことがあると思います。

「起」で、登場人物の紹介や物語の設定説明が始まり
「承」で話が始まり、何かが起こる
「転」で起きた何かが自在に展開し
「結」話の結果を示す

チラシデザインに「起承転結」の構成順序で作成すると、ストーリー性のあるわかりやすいデザインになるので、実例をあげて紹介したいと思います。

「整体院サンプルチラシ」のビフォー&アフターを見比べてみよう

筆者が住む板橋区は「整体院」が割と多く、「整体院」の集客チラシをよく見かけます。ライバル店舗との差別化を図るために、各店舗で様々なサービスを展開しているようです。

「サンプル整体院」がキャンペーンチラシを作成すると仮定して、 「サンプル整体院」 の店主がワードで作成したチラシと、同じ内容でデザイナーが作成したチラシのデザインを見比べてみましょう。

「サンプル整体院」チラシのビフォー・アフター

Bforeチラシの良い点、改善点

良い点
改善点
  • ターゲットの属性(頭痛・肩こり・腰痛で悩んでいる人)が明確
  • タイトルが大きく目立つ
  • 施術の様子がわかりやすい写真が掲載されている
  • 「先着20名様」、「チラシを見てから2週間以内」と期限設定がある
  • 「限定数に達したら受付終了」とデメリットも表示している
  • 電話番号が大きく表示されいる
  • 「整体」体験会でターゲットにどんなメリットがあるかをチラシの上部で伝える
  • 「黄色+赤」の使いすぎでかえって目立たなくなっている
  • ターゲットにとって大きなメリットである特別価格「2,980円」を目立たせ、特別感のあるデザインに
  • 店情報部分(最下部)の背景色が濃いので文字が見づらい
  • 結論としてユーザーにどうして欲しいかが曖昧。「電話予約して下さい」と伝えよう

Beforeチラシの改善点を修正したAfterチラシ

Beforeチラシの改善点を修正したAfterチラシは、「起承転結」の構成でわかりやすいデザインに変わりました。ターゲットは上から順にスムーズに読み進めることができます。

チラシは起承転結でデザインするとわかりやすい

チラシデザインの【起】 ① 誰に?

Beforeチラシでも「ターゲットの属性(頭痛・肩こり・腰痛で悩んでいる人)が明確」ですが、Afterチラシでは「 頭痛・肩こり・腰痛で悩んでいる人」をイラストでイメージしやすく表現しています。同じ【頭痛】でも、文字だけで表記するよりイラストを追加するとより具体的にイメージできます。

チラシは、誰に訴えたいか(伝えたい)を明確にすることで、該当するターゲットに「自分の事」として関心をもたせることができます。チラシの冒頭部分(起承転結の)【起】では、キャッチコピーやイラスト、写真を使ってターゲットを明確にします。

チラシデザインの【承】②何を?

チラシデザインの【承】では、①のターゲットに何を伝えたいかを掲載するエリアです。
「お店がオープンしました」、「新しいメニューができました」、「お得なセールをやります」等々、 ターゲットに何を伝えたいかは、チラシの【承】で掲載しましょう。

【サンプル整体院】チラシの場合は、「整体体験に参加しませんか」という部分になります。【頭痛・肩こり・腰痛で悩んでいる】ターゲットの悩みを解決できそうな【メリット】をリストアップして「整体」体験へ参加してみたいと思わせるのがねらいです。 施術の様子がわかる写真を右に配置して、メリット読みながら疑似体験できるようにデザインしました。 Beforeチラシでは 「メリット」(特典部分)が真ん中より下に配置されていてあまり目立たちませんが、ターゲットに価値をもたらすメリットは、チラシ上部に掲載して関心を刺激します。

チラシデザインの【転】③メリット(その2)

②で悩みを解決できそうな【メリット】 がわかり、「整体」体験に関心が出てきたターゲットに、追加のメリットを与えます。「高いのでは?」という料金のデメリットを打ち消すためです。Afterチラシでは、特別価格の2,980円を大きく目立つデザインにして、このチラシを手にしたあなただけの「特別感」を強調。通常なら8,000円の価値のある整体施術が2,980円で体験できてすごくお得ですよと、ターゲットにアクションを起こすようプッシュします。

チラシデザインの【転】では、【承】で告知した内容を具体的に掲載してもよいでしょう。物語でいう「展開」と同じ意味合いです。「どんなお店がオープンしたの?」、「どんな新メニューができたの?」、「どんな内容のセールなの?」といったターゲットの質問に回答する内容になります。多数の内容があると思いますが、 ターゲットを迷わせないためには目玉の内容を3つ程度ピックアップしてインパクトのあるデザインにするのがおすすめです。

チラシデザインの【結】④結論~どうして欲しいか

ターゲットを明確にして、チラシの目的(内容)を告知、メリットを伝えた後は、具体的に「どうして欲しいか」を掲載するエリアがチラシデザインの【結】のエリアです。Afterのサンプル整体院チラシでは「電話予約して下さい」とテキストで記載しました。電話予約に必要な電話番号は、大きくわかりやすい書体で表記。店舗名はメインカラーのブルーにしました。受付時間や定休日も電話予約に必要な情報なので掲載必須です。ターゲットが迷わずサンプル整体院に行けるように簡易地図を掲載してもよいでしょう。バス停が近くにあれば、「◯◯バス停下車徒歩◯分」等と記載があると親切です。

Beforeチラシでは「電話予約受付中」と記載されていますが、具体的に「どうして欲しいか」の表記がなく、ターゲットがアクションを起こすにはプッシュ不足の感があります。「◯◯して下さい」、「◯◯をお待ちしています」といった具体的なテキストを掲載するだけで、「電話すればいいのか」とターゲットに伝わります。

まとめ

「整体院サンプルチラシ」のBefore&After企画はいかがでしたか?

Afterチラシを作成する時に気をつけた点は、

  • 色数を抑え、整体院のメインカラーをブルーに設定(施術師の制服カラーのイメージ)
  • 起承転結の内容をブロック分類する
  • イラストを追加する

ということです。強調したい箇所を目立たせるために「メリハリ」を大きくすることはチラシデザインの基本になります。今回はワードで作成したチラシをBeforeチラシに使いましたが、手書きのラフや過去に作成したチラシでもAfterチラシは作成できます。チラシの新規作成、リニューアルご希望の方は、お気軽に無料のデザインサンプルをご依頼下さい。