チラシをパッと見て「オシャレ」、「かわいい」と感じるデザインには、デザイン的な法則が使われています。当サイトで10個の法則を使ってオシャレなデザインチラシを作ってみました。
記事の概要
ツートーンのチラシデザインは楽しい雰囲気が作れる
レイアウトを2つに区切って上下に別の要素を配置する「ツートーンのデザイン」は、コントラストが生まれるので、1つの要素よりも楽しい雰囲気になります。サンプルでは赤☓ピンクで上下を同色系の色合いに配置しましたが、白+1色または2色のシンプルな組み合わせでもオシャレなデザインになります。
大きな丸でインパクトのあるチラシがオシャレ
紙に大きな丸があるだけでオシャレに見えちゃう法則があるんです。丸の位置は中心でもいいし、中心から少しずらしてみるのもいい感じ。丸の中は、写真、イベントの日程、商品名、目立たせたい情報など、丸の中に入っていればインパクト抜群。丸の中から人物をはみ出させて動きをつけてみるのも楽しそう。曜日も◯で囲むとかわいいイメージになりますね。
チラシの中身を太枠に入れちゃう法則は目立ち効果アリ
画像の内側にピンクの太枠を入れるだけでオシャレっぽいデザインになるから不思議。太枠の周囲の余白は余裕を持たせるとヌケ感がプラスされて落ち着きます。小さな枠(フレーム)はチラシ内でも注意書きや説明書きで使いますが、紙面を囲む太枠はデザイン全体が締まる効果があります。太枠を途中でカットしてタイトルを入れてみてもオシャレなデザインになります。
チラシの左から4分の1のエリアに要素を入れる法則
チラシの幅を4分割して左端の4分の1にタイトルなどのテキストや画像を入れるとオシャレに見えちゃう法則です。チラシは縦置きでも横置きでもOK.4分の1という割合は、画像にもテキストにも全体の割合から見て丁度いいバランスなんです。欧文は上から下へ直角に配置することでアクセント的な効果が生まれます。 テキストだけでなくチラシの4分の1エリアにパターン柄を入れて華やかなイメージを作ることもできます。
さんかくを不規則に散らすとオシャレなチラシに
行間にライン(線)に挿入して区切ると「この部分は強調したいところです」という意思が伝わります。ラインの色や太さによってどれくらい強調したいのかを表現します。このサンプルの場合、日程と時間の間をラインで区切ることで、日程の数字と時間の数字が見分けやすくなります。斜めのテキストはチラシにスタイリッシュなオシャレ感を与えます。
白図形をほんのりシースル&背景写真透過でオシャレなチラシ
きれいな写真や背景はできるだけ活かしたい時、丸や四角の白図形を透過させると背景画像が薄く見えます。ベタの白図形が真ん中にドカンとあるより透けて背景が見える方がオシャレでしょ?このサンプルでは、背景の柑橘類の色をタイトルやサブタイトルに使い、ジュースのイメージを表現しました。透過図形が円形でもかわいいチラシになりそうです。
チラシに小さい文字を散らすとあしらい的な効果に
チラシの両サイドやランダムに小さなテキストを配置すると、こなれたオシャレ感が出ます。小さなテキストは特に意味のない文字や欧文でOK.あしらい的にちょこっとあるだけでチラシの雰囲気がオシャレになります。
チラシに手書き風のイラストや文字を入れるとオシャレ
手書きイラストや文字を使うと、オシャレなチラシやかわいいチラシが作れます。手描きタッチは親近感を出せる効果もあるので、小規模店舗のチラシにはよく使われます。写真の上に手書きイラストを乗せて、独特の雰囲気で競合他社との差別化を図る効果も期待できそうです。
アーチテキストでオシャレなチラシに
文字がアーチ状になるとロゴっぽくなり、オシャレなタイトルが作れます。アーチ文字をリボン素材などと組み合わせて見出しとして使うこともよくあります。画像を囲むように上下にアーチ文字を配置するのもGood!アーチ文字は万能調味料のように 使途範囲が広いので、デザイナーには欠かせない法則なのです。
あえて周りの余白をとる法則でオシャレなチラシを作ろう
「けっきょく、よはく」というデザイン本が売れているように、思い切って周囲にたっぷりの余白をとることで、チラシに清潔感、高級感が出ます。このサンプルはクラフト紙の余白ですが、白い余白にすると清潔感のあるオシャレなチラシになると思います。余白の色は同系統の2色程度を追加してもよいでしょう。余白が多めにとってあると大人の余裕を感じます。
オシャレなチラシの法則まとめ
この記事では10パターンのオシャレなチラシの法則を紹介しました。自力でチラシを作る機会があれば参考にしてみて下さい。